「カラス」

天気がいいので、近所の公園に散歩に出かけた。
木々の多い場所に通りかかると、カラスが、地面に落ちている木の枝や地面からはみ出している根っこを、一生懸命くちばしで器用に集めて回っていた。たぶん巣を作る材料を集めているところだったのだろう。都市部では嫌われもののカラス君たちも、自分の子供を育てる環境を懸命に整えていたに違いない。
2〜3年前、都心にある小さい我が家の鉢植えに、カラスが2度ほど卵を産んでいったことがあった。感動して他の人に話したところ、ほとんどの人が「いやですね。」という反応だった。環境に合わせて懸命に生きる都会の野生動物は、やっぱりしたたかさを備えているためか、どうしても嫌われがちになるのかもしれない。




