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2007年01月 アーカイブ

2007年01月01日

オフィシャルブログをオープンしました。

12/1のオフィシャルサイトのリニューアルオープンに続き、ブログもオープンしました。
これからいろいろな情報をアップしていきますのでお楽しみに!

初詣

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あけましておめでとうございます。
いよいよ怠け心に鞭打って、2007年の元旦からブログを始めることにしました。
毎日とはいかないまでも、なるべくマメに書きますので、みなさん見に来てくださいね。

 さて、夕べは夜中に明治神宮(わりと近所)に初詣に行ってみた。
参宮橋門から入ったのでわりとすんなり境内まで進むことができたのだけれども、さすがにそこは押すな押すなの大変な混雑だった。人々の新年に向けた想いや企みが境内に充満していて凄まじかった。
 最前列に進み出て、いよいよお賽銭をあげて手を合わせようと思ったら、お賽銭衝突防御用のヘルメットをかぶった物々しいお巡りさんたちが、前にびっしり並んでいた。それまで願い事や志を僕なりに頭に描いていたのだけれども、なんか手を合わせてはみたもののお巡りさんたちにお願いしているみたいで気もそぞろになってしまい、そそくさと頭を下げて神前を離れてしまった。これではいけないと思い、境内を出る時あわてて願い事を唱えて心の中で手を合わせた。こんな始まり方だけど、今年は大丈夫かなあ。
 とにかく、今年もよろしくお願いします。

2007年01月05日

イシュマエル君

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タンザニアから留学してきている、友人のイシュマエル君が遊びに来た。
久しぶりにゆっくり話ができてとても楽しかった。
彼が小さいころは、彼の育った村での時間のとらえ方は、家の影がここまで動いたらお昼過ぎたとか、濡らした地面が乾いたから2時間ぐらい経ったとか、そんな方法だったらしい。
しかしそんな中でイシュマエル少年は、時間の感覚がなかなかつかめず、学校に遅刻したり、家族に用事を言いつけられて行ってきても、時間が経ちすぎてしまい、叱られることもしょっちゅうだったのだそうだ。
地面の水が乾くまでというのは、一体どれぐらいの時間なんだろう、影はどんな早さで動くのだろう、そんな好奇心でいっぱいになった9歳のイシュマエル少年は、フルーツを採ってきて売ったり、もらったお小遣いをこつこつと貯めたりして、一念発起して黄色い腕時計を買ったのだそうだ。
それからは用足しも時間通り、雨が降って影が見えなくても学校にも遅刻をしないみんなの頼れる存在となり、新しい時間の感覚が彼の中に加わった。日本に留学した後、彼は歳の離れた8歳の弟に、その時と同じ黄色の時計を買って送ってあげた。

タンザニアでは、今でも知らない人同士でも3〜4時間の立ち話は普通で、そこからいろんな情報や楽しみを見つけて暮らしているとのこと。
ゆっくり立ち話もできないぐらい、ついつい時計に縛られて暮らしてしまっている僕には、イシュマエル君の時計の話は、僕に時間のことを改めて考えさせてくれるいい機会だった。

2007年01月09日

故郷・石巻の海

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 正月が明けてから、ちょっとだけ故郷の石巻に帰省した。
ノロウィルス騒ぎで、カキの本場石巻も大打撃を受けたとのこと。実家の食卓にも、旬のカキはフライになって上がっていた。
 冷凍技術の向上で、新鮮なものを年中食べられるようになったのは、たまにしか帰省しない僕にとっては、正直うれしい。
 テーブルには、顔馴染みのマグロ刺、カツオ刺、ホヤ刺、カキフライ、それとあまり見慣れない貝の刺身が乗っていた。なんでも先日の大時化のとき、浜の砂が抉り取られ、ホッキ貝が大量に打ち上げられたのだとか。リヤカーで浜にドーンと拾いに行った人もいたらしい。

 夜遅く、愛犬のジュリーを連れて散歩に出かけた。
橋の下で、ゴムの胴長を着て下半身だけ海に入ってカニを採っている人を見かけた。
ホッキ貝といいカニといい、石巻の海は本当に恵みの海なのだ。

2007年01月15日

近所の猫

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三階で日曜大工をしていたら、猫が目の前の屋根を、こちらを見ながらゆっくり通り過ぎていった。最近うちの周りで、妙によく僕と目が合う猫である。
日曜大工の途中ふと一階を見下ろしたら、20センチぐらいの鳥がデッキの上に死んで転がっていた。「ガラスに激突でもしたのだろうか?10年住んでて初めてだなあ。」なんて不思議に思いながら片付けに降りていくと、さっきは見つけられなかったのか、その隣にもう一匹、小さなウグイスが並んで転がっていた。
ううん、これは不自然すぎる・・・。

「おお、あいつだ!あいつに違いない!」

さっき合った目つきは、道理でなんか自信に満ちているような気がしたのだ。
自分が捕った獲物を見せびらかすために、わざと置いていったに違いなかった。
それにしても、僕は飼い主じゃないのに・・・。

2007年01月19日

パプアの人

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パプアニューギニアに来ている。
僕が今回来ているのは、アロタウというパプアニューギニアの本土の東のはずれにある海辺の町だ。海辺の人々は概して穏やかで、市場のあたりをふらついているとニコニコしながら声をかけてきてくれたりする。
「日本から来たのかい?」
「そうですよ。」
「ユキコ」を知ってるか?
「ユキコ?ううん知りません。」
たぶんアロタウでは、みんなお互いが顔見知りなのだろう。

パプアの人は好んでビンロージュを噛む。
ビンロージュとはピンポン玉ぐらいのヤシ科の植物の実で、石灰と、マスタードと呼ばれるインゲンのような植物を一緒に噛むと、ちょっと気持ちが良くなる作用がある。南の島独特の嗜好品だ。
それを噛むと口の中が、生肉でも食べたかのように真っ赤になってしまうのだが、彼らはそんな口でニコニコと声をかけてくる。ちょっと異様だけど、でも可笑しい。
たぶん僕の顔は微妙な反応を示しているに違いない。

2007年01月23日

パプアのお助けシステム

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引き続きパプアのお話。
パプアニューギニアの人々は、今でも部族単位で暮らしている。そして、僕が訪れているアロタウのあたりでは、「ネックレスの約束」というのがずうっと守られているという。
どういうものかと言うと、ある部族で食べ物がなくなり困った状況になると、近隣の部族にネックレスを贈る。贈られた方は、ネックレスが来たならすぐにイモ類、魚、家畜などの救援物資を贈り返すことになっているというのだ。お互いの部族が生き残るための、相互扶助的な暗黙の取り決めだ。またそれを続けることで、お互いの信頼関係やコミュニケーションを保つことにもなるとのこと。
部族間で言葉が違ったりするだろうが、言葉の要らない助け合いシステムなのだ。

2007年01月28日

「有給の魔女狩り」

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もう一回パプアのお話。
パプアニューギニアには、いまでも魔力や呪いなどの、いわゆるブラックマジックのようなことを行う人がいるらしく、人々もその類のことをとっても恐れているようだ。
あるダイビングショップのオーナーのところに、ある時スタッフの一人が有給でお休みが欲しいと言ってきた。どうしてかと聞くと、魔女狩りに行くのだという。部族の有志何人かで別の部族に乗り込むとのこと。接触のない部族間ではお互い何も情報がないので、ついつい自分の部族に悪いことが起こったりすると、「あそこの部族の呪いに違いない」とか、「あの部族には魔女がいる」といった悪い想像がはびこりがちになる。そんな時有志がその部族を訪れて視察をし、変な想像を取り去って関係悪化を未然に防ぐ、というわけなのだ。まあ、言ってみれば外交のようなもの。これを魔女狩りと言っているらしい。
この行為は部族のためであり、ひいてはダイビングショップのスタッフみんなのためになることであるから有給だ、ということらしいのだ。
ところ変われば有給休暇の理由もいろいろなのである。

*ちなみに写真は、パプアで見つけたコカコーラのポスター

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